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2006年03月09日
Ⅰ-1. ミニマム主義とは③
ミニマム主義ではお金と向き合うけど、キリがない欲望には付き
合わないのが前提です。
そもそも欲には2種類あります。「自然な欲」と「欲が欲を生む欲」
です。自然な欲とはその欲を満たすと満足するものです。それが当
たり前と思われていますが違います。例えば空腹。お腹がいっぱい
になると(欲望が満たされると)もうどんなご馳走が出ても食べた
くなくなります。(欲望が消える)こういうのが「自然な欲」です。
「欲が欲を生む欲」とは例えばお金。以前新聞で読みましたが、
どの年収層でもあと2割収入が欲しいというアンケート結果がのって
ました。つまり持てば持つほどさらに欲しくなるもの。それが「欲
が欲を生む欲」です。今の日本社会ではそれが極端に現れています。
電化製品もこれ以上何を望むのか、それでもどんどん購買意欲を煽
られてのせられてしまいます。そう、今ほとんどの欲は「欲が欲を
生む欲」つまり作られた欲です。
元々農業は生産物に限りがあります。自然の恵み以上には穫れま
せん。例えばお米を例に挙げると、一年で穫れる量はある程度決
まっていて、次の収穫までの間、現物が増えることはありません。
また時間がたてばたつほど、古米になっていきますので手元におい
ておいてもいいことはありません。貯めておけるお金とは根本が違
います。
そう農業は今の経済至上主義とは本来相容れないものなのです。
そのあたりを理解すると農が楽しくなります。キリのない「欲が欲
を生む欲」には見切りをつける、受動的でなく能動的に生きる。そ
れがミニマム主義です。
投稿者 gensankimuchi : 2006年03月09日 07:19
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