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2006年06月30日

Ⅱ-4. 農家であり続ける⑧

  そして忘れてはいけないのが先人達の苦労です。今でこそ無農
薬、有機野菜というと一般認識されてきました。これから有機農
業者になる人にとっては色々な意味でよい環境にあるかといえま
す。

 私を含めて、有機・無農薬農業3世代目ともいえるでしょうか。
それこそ近代の日本で有機農業をやり始めた方々の最初は苦労が
絶えなかったと聞きます。

 栽培技術、周りからの目、販売経路にいたるまで、それこそ強
い意志をもっていなければ出来なかったでしょう。中には買いに
来られたお客さんに「お前の哲学は何だ?」と聞く人がいるくら
い想いが強かったのだと思います。

 今は環境の時代とあいまって農家の地位も発言権もこれまでな
いくらいに高まっています。本屋に行ってみてください。農家の
書いた本がこんなに並ぶことがこれまであったでしょうか。

 その先人の苦労を考えたら、今の私達、これから有機農業をや
る人達の苦労なんてなんぼのものでしょう。

 そしてその状況に甘んじてはいけないと思います。次の世代に
引き継ぐためにもう1歩進める。そんな意志が必要だと思います。

 人は未来への意志を持った時に簡単に挫折しなくなります。先
人の苦労の恩返しを未来の地球に返しましょう。

投稿者 gensankimuchi : 2006年06月30日 05:25

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