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2006年10月30日

Ⅱ-6-1. 風来歳時 12月②

 風来の歳時記 12月②

12月は冬至の月とあってとにかく日が暮れるのが早く感じます。
漬物を作っている間にあっという間に真っ暗になります。

お日様の下での仕事が当たり前の農家としては暗くなってくると
いなぜか焦ってきます。

また冬の漬物は手間がかかるものが多いのです。夏の漬物は一発
漬けが多いのですが、冬の漬物はかぶや大根など一度塩漬けして
その後本漬けするものが多数です。

かぶら寿しや大根寿しはそこに糀をわかしたり、魚(かぶら寿し
ならぶり、大根寿しなら身欠きにしん)を調理したりとひとつの
漬物に対していくつもの工程があります。

そういった意味でもこの時期は漬物がメインの仕事。この時期は
水が冷たくなって手もしばれます。

室内仕事が多くなると北陸の長い冬のスタートを感じざるをえま
せん。北陸の冬は雲が低く、いつも曇ったように見えます。いわ
ゆる鉛色の空というやつですね。

しかし冬の寒さと冬の雪、雨のおかげで豊かな土地となっていま
す。そしてこの寒さが糀や漬物を作るのに適した発酵文化の地と
なっています。

先人の知恵、またそれらが伝承されてきたことに感謝です。

投稿者 gensankimuchi : 2006年10月30日 08:08

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