白菜キムチ
源さんお奨めポイント
風来の看板メニュー白菜キムチ。本場ではない、しかし本物のキムチ。ぜひ一度お試しください。
自然に発酵したキムチは何ともいえない味になります。風来では本場ではないが毎日食べ続けられる本物でありたいと思っています。
風来では素材のみならず様々な点にこだわりました。特に「白菜・塩・温度・素材・味」の5点にこだわりました。 |
キムチはチーズやワインと同じように熟成度合いにより様々な楽しみ方が出来ます。浅漬けから古漬けまで味の変化を楽しめるのもキムチの特徴の1つです。古漬けの酸味も乳酸菌、酢酸菌によるもので腐っている訳ではありません。むしろ酸味は熱を加える事によりうまみ成分に変化します。
化学調味料が入っているキムチは尖った酸味になります。ぜひ1度美味しいキムチの古漬けをお楽しみ下さい。 |
風来のキムチ味の特徴
キムチもエスニックフードから今やラーメン、カレーと同じく国民的に認知されてきたのではないでしょうか?しかしまだまだ「辛いだけ」とか「変な酸っぱさが」という風にイメージしている人もいます。
風来では素材にこだわっている事は他のところで述べていますがもちろん味の設計図ともいうべき目指す味が核としてあります。 日本人が食べ続けられる味。かといって醤油など和の素材を使えばそれはキムチではなくなります。素材は基本それが「本場ではないが本物」であるゆえんです。 |
●一般的な市販キムチ
いわゆる大量生産的なキムチは味にインパクトをもたせるためにどうしても味が濃くなりがちです。最初のひと口にインパクトを持たせるために科学調味量が大量に使われます。 また速醸法で作られるものはシッカリと乳酸発酵をさせる事が出来ません。むしろ賞味期限を長くするためには乳酸醗酵は邪魔なのです。そこで酸味に酢が使われます。酢には酸化(醗酵)を防ぐ働きがありますのでメーカーさんにとっては一石二鳥になります。 |
●本場のキムチ
今や韓国の直輸入のものや本場の味をうたうキムチも多くなってきました。そういった意味では本物のキムチを味わう機会が増えて良いことだと思います。 にんにくは食を進ませてくれますが生のにんにくをあまり食べ慣れていない日本人には本場のキムチをご飯のおともにするには少しキツイ感じがします。 |
●風来のキムチ
風来ではご飯がすすむ日本人が毎日食べ続けられる味を核に考えています。 キムチに重要なタレですが、タレの配合にこだわっても本来の野菜の味がしないと意味がないのではないでしょうか?野菜の味がシッカリするキムチを目指しています。 そして無添加ということで本来の醗酵がすすんでいます。乳酸発酵が進みかけた本漬けから3日~10日ぐらいの間が日本人の口に一番合うと思います。 また無添加の漬物でも日保ちを良くするために熱湯消毒をするところがありますがそうしますと肝腎な乳酸菌まで死んでしまいます。 風来では一回の仕込みを60袋分と少量づつ作っていますのでいつでも乳酸発酵しかけた最高の状態でお届けしています。酢酸醗酵のすすんだ酸味のあるキムチを食べられたい場合は家庭の冷蔵庫で14日ほどお待ちいただきますと自然な酸味のキムチになります。乳酸菌の生きた本物のキムチをぜひどうぞ |
キムチを漬けていると汁が上がってきます。この汁も美味しく我が家ではキムチ鍋など作る時に重宝しています。しかしいかんせん量が多いのでどうにか利用できないかと思いました。
キムチは乳酸菌が豊富な食品です。また自然塩、唐辛子、にんにくとなると畑の微生物の大好物なのです。 そこで風来では、土に混ぜたり、害虫予防に使っています。(現代農業5月号に紹介されました。)人にやさしい物は自然にもやさしいと思う今日この頃です。 |