通称:源さん(由来は直接尋ねてね)

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since2000年4月

風来は30aの畑と小さなハウス3棟という自他供に認める「日本一小さい専業農家」です。野菜は足音を聞いて育ちます。目の届く範囲だからこそこだわれることがあります。

2000年の開業以来、無農薬栽培で野菜を育ててきました。そして2012年からより安全でおいしく、何より自分が納得いくものを育てたいと無肥料栽培(炭素循環農法)に切り替えました。毎回、毎回チャレンジの連続ですが、それだけに収穫する時の喜びも大きいです。

炭素循環農法について詳しくはページ↓に

 

風来のきゅうりは密度が濃いので一度折ってもくっつきます!

 

安心感から安全へ

 当初、無農薬栽培を始めた頃はとにかく無農薬ならよい野菜だと思っていました。堆肥や自家製肥料にもこだわっていましたが、今考えると安心「感」を売りにしていたように思います。

今、野菜で一番怖い問題でそれでいてあまり知られていないのが硝酸態窒素についてです。ヨーロッパでは値が2500ppm以上のものは流通出来ないことになっています。(日本で市販されている春菊を計ったところ8800ppmありました)残念なことに有機栽培であっても逆に有機だからこそ数値が高いこともあります。

風来の春菊を計ったところ950ppmという数値が出ました。安心から安全に。体にいいものはエグミがなく自然な甘味があります。

風来の野菜たち、まずは生で齧ってみてください。


硝酸態窒素メーター

 

傷口修復実験・1分後 ここまでくるとどれだけ振っても大丈夫

 

野菜・食へのこだわり


風来の畑(初夏)

「おいしくて安全だからこそ毎日食べ続けられる味と価格」が風来のコンセプトです。どんなに安全でおいしくても毎日食べられなければ意味がありません。

本物の食は野菜にしろ、漬物にしろ後味がすっきりしています。漬物はもとより風来の食はすべて無添加となります。

風来の食のコンセプトは真の川下からの発想です。野菜を育てているからこそ、その漬物や食に合った品種や育て方が分かります。 (漬物用の野菜は地域の農家仲間より分けていただいています) その野菜の本来の味・生命力を引き出だせるよう精進を重ねております。

風来の漬物は煮沸処理などもしていないため乳酸菌が活きています。

 

風来の畑MAP(風来に来られた方には畑MAPをお渡しして畑を自由に散策いただいています)

風来の様子・考え方はこちら

風来の野菜の育て方(炭素循環農法について)

風来では2012年から、「炭素循環農法」(無肥料栽培)に切り替えました。その理由は、より安全な野菜を育てたいということと、それまでの農法だと害虫被害が多く、何か違うのではないかと思ったからです

虫がつく理由は以前私がネットニュースに書いたこちらに詳しく書いてあります。

「炭素循環農法」とは、C/N比(炭素量と窒素量の比率)を上げるために窒素肥料を使わず、キノコの廃菌床やバーク堆肥、緑肥、雑草などを浅くすき込み、キノコ菌などの糸状菌の働きを活発にし、窒素比率を下げる農法です。

通常、野菜を育てるのに窒素が必要とされているので(化学肥料や有機肥料でも窒素量が一番重視される)、通常の栽培とも有機栽培とも真逆の考え方になります。

なぜ、そんなことができるのか?

山の樹は、人間が肥料をあげているわけでもないのに大木に成長しています。

これは、落ち葉、枯れ木などの炭素資材を糸状菌が分解することで根に養分を与えているから(葉っぱが分解されるときに見える白い菌糸が糸状菌)です。「炭素循環農法」はその考えを応用したものになります。

と言われてもなかなかピンときませんよね? 私もそうでした。

これまでやってきたこととまるっきり違う農法なので、私も最初は信じられませんでした。でも、失敗を重ねるうちに、実際に作物が育ってくると、いい農法だと実感しています。

出来た野菜はとにかく日持ちがする、また硝酸態窒素の値が低いので安全で味わいもエグミのなく後味のいいものになります。野菜本来の生命力を引き出す農法だと実感しています。