おいしい野菜の定義Ⅰ

無農薬野菜

我が風来ではお客様の声を沢山いただきます。「農業は究極のサービス業」と称している自分としてはとても嬉しいです。

中でも嬉しいのは「うちの子は野菜をほとんど食べないのですが、源さんの野菜だけはすすんで食べる」というもの。
子供の味覚は正直なのでそういっていただけると農家冥利につきます。

おいしい野菜・・・

食べられる方はもちろんおいしいものを食べたいでしょうし、育てる農家側もおいしいものを育てたい。

でもこの「おいしい」にひと言で言っても様々。以前からその傾向はあったの、最近は特に「甘い」=「おいしい」
になってきているように思います。

今、野菜はどんどん品種改良が進んでいてあま~い品種全盛。
ひと昔前は嫌いな野菜の代名詞だったニンジンが今や好きな野菜のTOP10に入っています。
それだけ甘くてクセのないニンジンが増えてきたといえるでしょう。

お客さんに以前、「風来の漬物は野菜の味がする」と言われて「???」でした。続けて
「今の漬物は目を閉じて食べるとグニャグニャで調味液の味ばかりで元の野菜が何かわからん」と言われ納得。

品種改良の進んだものはそれと同じで目を閉じて食べるとなにか分からないかも・・

野菜のクセやアクはその野菜独特の栄養素の塊だと思います。その野菜のクセがハッキリしていて、おいしい。
そして後味がよくていくらでも食べられる。それが私の目指すおいしい野菜になります。

そういった意味では在来品種はいいですね~♪

そしてそういった生命力の強い、おいしいものを育てるのは実は簡単だということが農家になって数年経ち分かってきました。

~つづく~

食欲の秋、野菜も滋味深くなってきます。
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