ショックと希望と・・

昨晩は金沢の奥座敷湯湧温泉の銭がめというところで、映画「六ヶ所村ラプソディー」と田中優さんのトーク会。

「六ヶ所村ラプソディー」は核燃料の再処理工場を抱える青森県六ヶ所の豊かな自然と、
巨大な原子力産業の間で生きる人々の暮らしを見つめたドキュメンタリー映画です。

中には農家さんも随分出てくるのですが、わが身に置き換えてみて色々と考えさせられる映画でした。

その後の田中優さんの話もいつもながら目からうろこの連続。田中優さんは日本で最初にNPOバンクを作られた方。
様々なデーターを元に今の日本のそして世界の電力事情についてお話をされました。

中でも驚いたのは原発(建設費など)のために日本の電気代はEUの3倍で、
その電力の高さから鉄鋼産業は国内でたちゆかなくなったという話。電力会社は売上の3.5%
しか利益を得ることが出来ないように法律で定められていてそれなら電気代を高くすれば分母が大きくなるという考え。

そして、日本の技術力、風力、洋上、地熱、太陽光発電の技術は世界一でそれらの自然エネルギーで原発の電力を充分まかなえる・・
しかし今の制度だと出来ない、そして出来ないと思わされているという話も衝撃でした。

希望をもらったのと同時に今の日本の既得権益団体や制度がやるせなくてショックをうけました。
それでも一歩づつ進んでいくしかありませんね。今回は主催者が26歳の青年だったのですが、テーマの「中立は賛成と同じ、
他人事にはしたくない」という想いが伝わってきました。

それにしても銭がめさんはホントいいところでした。まさに奥座敷。温泉から見る雨上がりの風景も最高でした(^_^)

寒さで甘みがのってました。滋味深い野菜たっぷりです(^_^)
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