ゆずれない一線
週末は文化センター講師やイベント参加、また駅伝大会の中間の会などあいかわらずの盛り沢山。
イベントあけで今日はのんびり・・としたかったのですが、いい鯖があがったと連絡をいただきました。。
そこで急遽、鯖のぬか漬けの下漬けをすることに・・のんびりどころかいつもより大変(^_^ゞ
でもこの時期に仕込んでおくことはとても大切。塩漬けを2~3ヶ月したあと、米ぬか、糀などで本漬け、出来上がりは来年の梅雨明け。
おいしいものは時間がかかります。
でもこの鯖のぬか漬けはまさに漬物の芸術品だと思ってます。うちの兄貴は鯖アレルギー。しめ鯖はもちろんですが、
焼き鯖や鯖の味噌煮でもジンマシンが出るというつわもの。しかしこの鯖のぬか漬けだけは大丈夫です。
同じようにふぐのぬか漬けも毒が抜けるというので発酵の力が大きく作用するんでしょうね。
最近はコスト、作業効率の面からノルウエェー産の塩鯖を使うところも多いようです。ノルウエェー産が悪いというわけではありませんが、
鮮度のいい鯖を塩のチョイスから塩加減まですることで昔ながらの我が家の味わいが出ます。
それにしても鯖も高くなりましたね~(T^T)
でもこの鯖のぬか漬けはうちのお袋さんが祖母から受け継いだもの。どんなに高くてもゆずれない一線があります・・