タイトルへの想い

急に寒くなりました。それでも雪ではなく雨。まあこのぐらい冷たい雨なら雪の方がよかったりするのですが・・(積もらない程度なら・・(^_^ゞ)

さて2月に発売される初の本「小さい農業で稼ぐコツ」(農文協) 発売されるのはもう少し先ですが、目次情報など少しづつ解禁OKになってきましたのでお知らせいたします。(農文協のサイトでも予約受付開始されるようになりました)

まずタイトルについて・・。当初は現代農業で連載していた時の「小さい農業のすすめ」そのままでもという話もありましたが、実用書として具体的に「稼ぐ」を入れることに。

元々、私がミニマム主義をしているのには農業への敷居を低くしたいというのがあります。なのでうちに視察にきて「なんか出来そうな気がします」とか「自信が持てました~」と言われるとうれしく感じております。

ただ憧れの農家になっても続かない、いや続けることが出来なくなる最大の理由に経営的に立ち行かないというのを目の当たりにしてきました。

「農業は幸せに一番近い産業」だと私は思ってますが、まず最初に乗り越えなければならないのが「お金と向き合うこと」だと実感しています。

その上で稼ぐ自由と稼がない自由を時と場合によって選択していく。そしてその根底に命のもとを育てている誇りが必要ではないかと思っています。

そんな想いもあってサブタイトルには幸せ家族というのをいれさせていただきました。「お金と向き合い」そして今の日本だからこそ「幸せ」を考えること、とても大切なのではないでしょうか・・今農を選ぶ、また農的暮らしに興味があるという人はそれこそあらたな価値観に気付いている人達。そんな人達の少しでもお役に立てれば幸いです。

これからの日本はますますリスクの高い社会になっていくでしょう。だからこそ百姓(リスク分散のため百の仕事を持った者)的スタイルが必要とされてくる時代が来ると思っています。

私が農家になったのも今考えると漠然とした不安があったからかも。私自身、百姓的生活スタイルをゼロからスタートしました(それこそDIYなど全然出来ませんでした)そんな気付きやこれまでやってきたことを具体的に書かせていただいてます。(^_^)

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